針治療

鍼は石器時代の中国において発明されたといわれています。最初の鍼は、石から出来ていたので砭石(へんせき)とよばれていました。
この鍼は主に吹き出物を破って膿などを出すのに使われていたといわれています。時代がたつにつれ、動物の骨を研いで作られた骨針、竹を削って出来た竹針、陶器の破片で出来た陶針などになっていったのです。
現在使われる金属の鍼は戦国時代頃に作られ始めたといわれています。この鍼が黄河文明で発展した経絡の概念や、陰陽論(いんようろん)、臓腑学(ぞうふがく)などと結びついて今の鍼治療が確立して行ったのです。
黄帝内経(こうていだいけい)と呼ばれる中医学理論のテキストの中に、当時に使われていた鍼を特徴で9つに分類した古代九鍼というのが紹介されています。日本には、奈良時代には、既に鍼師が医師、按摩師などと共に、存在していたのです。
そのころから、鍼師は医師など共に医療の発展をしていき、日本独自の針治療を開発していったのです。


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